SEAnews 1996-10-14 ArtNo.7976

【アイントホーヴェン】ベネルクス3国を歴訪中のゴー・チョクトン首相は先週金曜、シンガポールとオランダは運輸、研究開発(R&D)、ビジネスの3領域で協力を強化することができると指摘した。
それによるとシンガポール港とロッテルダム港は、互い補完し合っても競争することはない。例えばシンガポール港を出港した船はロッテルダムの港湾処理が効率的なら積み荷をより迅速にディストリビュートすることができる。こうした関係はチャンギ空港とスキポール空港の間にも、その他の領域にも当てはめることができる。また両国のＲ＆Ｄ機関は密接な協力体制を組み、その協力を第3国のパートナーにまで拡大すべきである。ゴー首相はこの日ロッテルダム港の他、欧州の代表的Ｒ＆Ｄ機関ネーデルランド・オーガニゼーション・フォー・アプライド・サイエンティフィク・リサーチ及びフィリップスのコンピテンス・センターを訪問、フィリップスのＣ.ブーンストラ社長らと懇談した。(ST,LZ:3/13)