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1995-03-10 ArtNo.809
◆<馬>ペナン・ポート、英国企業と港湾設備を合弁製造
【ペナン】ペナン・ポートSdn Bhd(PPSB)は英国のモーリス・マリーン・ハンドリングPlc及びゼネラル・エレクトリック・カンパニーと合弁で港湾設備を製造する計画だ。
PPSBのザハライン・モハド・ハシム会長によると、同氏は今月14日から代表団を率いて英国のラフバラを訪れ、合弁交渉を進める。出資率等の詳細は未定だが、当初1500万~2000万Mドルを投資、クレーン、貨物用エレベーター、フォークリフト、コンテナー等を製造、自社内で用いるだけでなく、国内の他の港湾への供給や域内市場への輸出も図る。バターワースのバガンダラム・ドックヤードの1万8400平米の土地が工場候補地として検討されている。 一方、PPSBに率いられるコンソーシアムはスウェトンハム・ピアーを観光名勝として再開発する計画で、フォート・コーンウォーリスの9haの土地にクルーズ・ターミナル、ホテル、会議場、ショッピング・センター、海事博物館、円形競技場、オフィス・ビル等を建設する予定だ。これらの施設は完成後売却もしくはリースされ、その際には港湾業務に加えて、不動産業務が重要な部門となる。このためPPSB取締役会は最近不動産事業部門を設立する方針を決めた。またペナン大橋の完成以来赤字経営を続けるフェリー業務の活性化も検討されていると言う。(STAR:3/9)
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