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1996-11-02 ArtNo.8241
◆＜馬＞プロトン、ロータス・エリーゼをマレーシアで製造
【ロンドン】ロータスの超軽量(675kg)スポーツカー、エリーゼ(Elise)が向こう5～6ヶ月以内にマレーシアで製造される見通しだ。
プロトン社のヤハヤ・アハマド会長が木曜(10/31)語ったところによると、マレーシアの同社工場でエリーゼを製造すれば、コストの削減も可能だ。当面年間1500～2000台の製造を予定しているが、早期実現の鍵はマレーシア国内の下請け業者がアルミ・シャーシーを供給できるか否かにかかっており、目下適当な業者を物色している。ロータスは昨年9月にフランクフルトの自動車ショーでエリスを公開、話題を呼んだが、ロータスの英国工場は1日5台、年間1700～1800台の製造を予定している。生産台数が限られているのは主にキャッシュ・フローに問題が有るためで、このためプロトンは1300万ポンドを直ちに注入したと言う。ヤハヤ氏によれば、ロータスは決してＤＲＢ－Ｈｉｃｏｍグループの単なる子会社になる訳ではない。今後ロータスのエンジニアはマレーシアのプロトン工場に、プロトンのエンジニアはロータスの工場に赴き、相互に技術交流を行う。こうしたことは日本との合弁では考えられなかったことで、ロータスを買収した目的もそこにあると言う。(NST,MBT:11/1)
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