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1996-11-07 ArtNo.8296
◆＜星＞外人建設技術労働者の雇用期限を８年から１０年に延長
【シンガポール】シンガポール政府は、建設業界に外人労働者に対する訓練を奨励する狙いから外人建築技術者の雇用期限をこれまでの8年から10年に延長する。
リー・ブンヤン労相が5日催された国際建設業会議の開幕式の席上語ったところによれば、今年第1、第2四半期にはシンガポールの建設業は19％の成長を遂げ、同期の建設発注額も昨年同期比6％増の170億Ｓドルを記録した。シンガポールの建設業はこの点からも向こう2年間その成長を維持する見通しだ。しかし外人技術労働者の雇用を促す外人労働者税率が採用されているにも関わらず、当地の外人建設労働者の僅か7％が技術労働者に過ぎず、建設業の生産性は1992年11月以来今年第2四半期までに10.4％の下降を見た。昨年の建設業の8.4％の成長は外人建設労働者の33％の増加により実現された。日本やオーストラリアの技術労働者及び半技術労働者の比率は30～40％に達する。政府は建設機材の購入に対する税制優遇や研究開発に対する補助等、4つのスキームを通じて同業界に新技術の導入を奨励していると言う。(BT:11/6)
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