【クアラルンプル】米国拠点の航空電子工学製品会社Teldyne Controls(TC)とマレーシア拠点のScandinavian Avionics Malaysia(SAM)はアジア太平洋地域の需要に応じるため、来年当地にエビオニクス修理サービス・センターを設ける。
マレーシアン・ヘリコプター・サービシズBhd、Airod、Scandinavian Avionics Denmarkの合弁会社ＳＡＭのTorsten Nordentoft重役(GM)によると、新合弁会社Teledyne Controls South East Asia Sdn Bhdは来年4月から操業を開始する。
テレダイン・コントロールズはエビオニクス・システム、気象測定システム、航空機モニタリング・システム、デジタル・データ・リンク製品、エビオニクス・テスト機器、空港モニタリング・システムの主要なサプライヤーで、新たに設けられるエビオニクス・センターはテレダイン社製品に対するサービス、修理、組立、検査業務を手がける他、域内の関連需要に応じる。これによりテレダインの域内顧客はその機器を修理や点検のため米国に送くる必要が無くなる。またマレーシアは関連技術の移転が期待できると言う。(NST:11/9)