【シンガポール】アジア太平洋地域最大のカオリン生産会社PT Alter Abadiは、12月10－12日に増資後の32.18％に相当する8892万株を、1株750～1000ルピアで公開、来年1月のジャカルタ証取上場を目指す。
株式公開のロードショーのためシンガポールを訪れたオルター・アバディのブディアント・グナワン重役(ED)によると、同社の鉱区は2409ｈａ、採掘可能期間は100年、投資収益率は約50％で、昨年の営業額は1234億3000万ルピア、純益は前年比11.4％増の275億6000万ルピア(S$1654万)を記録した。国内市場シェアは70％で、製品を日本、韓国、台湾、マレーシア、その他のＡＳＥＡＮ諸国に輸出している。シンガポール政府投資会社は今年8月に同社の転換社債に3500万米ドルを投資、これを株式に転換すれば、ほぼ発行株式の18％に相当する。この他、ＯＣＢＣキャピタル・インベストメント、ＵＢＳインベストメント・マネージメント、ウォールデン・インターナショナル・インベストメントが、別に19％相当の社債を購入している。(BT:11/29)