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1996-12-14 ArtNo.8765
◆＜馬＞プルワジャ民営化報告書、今月末に完成
【クママン】経営難に陥った国営鉄鋼会社プルワジャ・スチールSdn Bhdの民営化報告書の作成作業は今月末に完了する。
マハティール首相は12日、トレンガヌ州のプルワジャ工場を視察後以上の消息を語った。それによると目下総理府経済計画局(EPU)が報告書の作成に当たっており、同相としては作業に干渉したり、報告書が完成せぬ間に意見を発表する考えはない。しかし、一部の者は同報告書の完成が間近に迫った今になって政府の救済計画、特にマジュ・ホールディングズSdn Bhdによる救済に異議を唱え、計画の妨害を図っている。
首相が他の約束を反故にしてこの日工場を視察したのも、一部の者が、プルワジャの管理職と従業員の不和で、志気が低下、経営方針も動揺していると言った批評を行っているためである。しかし視察を通じて、従業員の高い志気と経営陣の自信を確認、とかくの批評には根拠のないことが明らかになった。プルワジャの救済には比較的長い時間を要し、少なくとも10億Ｍドルの資金を注入する必要があると言う。
一方、プルワジャのアブ・タリブ重役(CEO)およびアブ・サイド重役によると、マジュに率いられるコンソーシアム、イコール・コンセプトが7月に経営を引き継いで以来、プルワジャは40％のコスト削減に成功、今年10月以降は営業利益を計上している。このため1998年度には1億Ｍドル、2000年には2億Ｍドルの純益計上が見込めると言う。(NST,STAR,ST,BT,LZ:12/13)
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