SEAnews 1996-12-16 ArtNo.8775

【シンガポール】シンガポールのネットユーザーはテレビの視聴や家族との団欒を犠牲にして、毎週平均9時間をオンラインに消費しており、サイバースペースにおけるブラウジングやチャットに20時間を費消している者ある。
オーストラリアのオン・ライン調査会社ＷＷＷ.コンサルトが当地におけるインターネット・ユーザーの好みや習慣を調査したところ以上のような結果が明らかになった。10月半ばから6週間にわたり実施された調査には4064人が115件の質問に回答した。これら回答者の76％が男性、50％が25歳以下(平均年齢24歳)、平均月収は1300～1500Ｓドル、80％が家庭からネットにアクセスしていた。
ＷＷＷ.リサーチによると、シンガポールのネットユーザーは15万人と見積もられ、同調査はほぼその2～3％をカバーしている。同社は以上の調査結果をパックにして企業や政府機関に販売する計画で、1レポートの基本料金は7000Ｓドル。シンガポール国立大学の社会学者チュア・ベンフアット氏は、「回答者の多くは異常なネット・マニアで、調査結果を懸念するには及ばない」としている。(ST,BT:12/14)