SEAnews 1996-12-17 ArtNo.8793

【クアラルンプル】ヒューレット・パッカード・セールズ(M)Sdn Bhd(HPSM)は、来年第1四半期に市場に投入される一連の国際暗号化規格(ICF:ｲﾝﾀｰﾅｼｮﾅﾙ･ｸﾘﾌﾟﾀｸﾞﾗﾌｨ･ﾌﾚｰﾑﾜｰｸ)準拠製品のマレーシアにおける販売に自信を抱いている。
ＨＰＳＭコンピューター・システムズ部門のジェリー・リム課長(ﾏｰｹｯﾃｨﾝｸﾞ担当)によると、ＨＰ社がインテル、マイクロソフト、ＲＳＡ、トラステッド・インフォメーション・システム(TIS)等のパートナーと共同開発したＩＣＦは既に米国政府の承認を得ているだけでなく、英国、ドイツ、フランス政府の支持も得ている。マルチメディア・スーパー・コリドー(MSC)計画や電子取引システムの導入が図られているマレーシア市場へのこの種の製品の投入は時宜を得ている。
ＩＣＦを採用したＨＰ9000エンタープライズ・サーバー及びＨＰネットサーバー・システムは来年初に市場に投入される。またＧｅｍｐｌｕｓ及びインフォミクスはＨＰ社と協力し、ＩＣＦ技術を応用したイマジンカードを発表する予定だ。(ｺﾝﾋﾟｭﾀｲﾑｽﾞ:12/16)