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India Front Line Report
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1996-12-18 ArtNo.8804
◆<星・日>アジアのインターネット・ハブ競う
【シンガポール】日本の主要なインターネット・サービス・プロバイダー(IPS)が加盟するアジア・インターネット・ホールディングズ(AIH)は日本をアジアのインターネット・ネットワークのハブとしており、AIHの全てのメンバーは最低1.5MBS(メガ・ビット秒)の回線で東京にリンクされている。
これに対してシンガポール・テレコム(シングテル)傘下のシングネットにより所有されるシンガポール・テレコムズ・インターネット・エクスチェーンジ(STIX)に加盟するISPは、64~512KBS(キロ・ビト秒)の回線でシンガポールにリンクされている。米国へのアクセスやアジア域内の接続を含む合計帯域幅はAIHの場合100MBS、STIXは14MBS。
パシフィック・インターネットのニコラス・リー重役(CEO)によると、アジアにおけるイントラネット構築を目指す多国籍企業は、AIHを選ぶものと見られる。国際電信電話(KDD)が日本への接続の便宜を提供しているが、その料金はシングテルが徴収するシンガポールへの接続料を下回る。これはアジアにおける日系多国籍企業のプレゼンスが規模の経済性を実現するためで、パシフィック・インターネットは現在シングテルに日本への6MBS回線1本の料金を払っているが、もしSTIXに加盟していたら、他の多くのアジア諸国への回線料金を支払わねばならなかったところと言う。
シングネット幹部によると、アジアのケーブルは大宇等の多くのテレコミュニケーション企業により共同所有されており、シングテルはその1社に過ぎないため、接続料金を引き下げるのは困難である。またアジアにおけるインターネット料金は米国よりも高くつく。何故なら米国のサービス・プロバイダーは、米国側がインターネット幹線への接続を保証するかわりにアジア側に回線料金の全額支払いを求めているためと言う。(BT:12/16)
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