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1996-12-20 ArtNo.8846
◆<緬>F&N、ビール醸造計画を凍結?
【シンガポール】フレーザー&ニーブ(F&N)グループが月曜に発表した事業報告にはミャンマー事業が含まれておらず、同国の最近の政情とも関係した新動向ではないかと憶測されている。
これ以前の同社の報告書には少なくとも3つのミャンマーに関わるチャートが含まれていたが、今回は全く触れられなかった。「ミャンマーで何が起こったのか」との質問に、同社幹部は、「何も生じていない」と即座に答えた。タン・ヤムピン重役(グループCEO)がその後簡単な報告を行ったが、その内容は8月に報告されたものと同じで新しい内容は含まれていなかった。
西側の批判に晒されハイネケンが8月にミャンマー市場から撤退した際、F&Nとハイネケンの合弁会社アジア・パシフィック・ブルワリーズもミャンマーにおけるタイガー・ビール醸造事業の60%権益をF&Nに売却した。
8月以前にはハイネケンとタイガーがミャンマーにおける外国製ビールのシェアでトップに立ち、カールスバーグがこれに続いていた。ハイネケンとカールスバーグが共に撤退した今、タイガーは独占的地位を確立する絶好のチャンスに恵まれた訳で、F&Nがミャンマー醸造業務への資金注入を続行しただけでなく、最近のフットボール・マッチ“タイガー・カップ”にミャンマー・チームを加えたのもその理由からと見られる。
しかし、ミャンマーの最近の政情は急速に変化しており、沸点に達しつつあるように見える。仮にミャンマーの軍事政権が崩壊したなら、スー・チー女史が軍事政権を支持した外国投資家に寛大な態度を採らない可能性も予想される。F&Nがその報告書からミャンマー業務を削除した背後にはもこうした配慮があったのかも知れない。(BT:12/19)
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