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1997-01-04 ArtNo.8905
◆＜印尼＞ティルタマス、タイ／米／日企業と石化事業
【バンコク】インドネシアのセメント／石油化学工業会社Ｔｉｒｔａｍａｓはタイのサイアム・セメント及び米・日パートナーと合弁で800億バーツを投じ、トゥバンの1500ライの土地に総合的な石油化学コンプレックスを建設する。
サイアム・セメントが先月末明らかにしたところによれば、合弁会社トランス・パシフィック・ペトロケミカル・インドタマ(TPPI)は年産70万トンのエチレン・クラッカー、同50万トンのパラキシレン製造プラントを設ける他、高密度ポリエチレン(HDPE)、低密度ポリエチレン(LDPE)、ポリプロピレン、スチレン・モノマー、塩化ビニール・モノマー(VCM)等の中間製品の製造も手がける。
上流部門事業にはサイアム・セメントが20％(29.4億ﾊﾞｰﾂ)、ティルタマスが65％、米日パートナーが残りを出資する。サイアム・セメントはまた下流部門事業に10～49％、合計17億7000万バーツ出資する。ＶＣＭ事業には、ＰＶＣ事業でサイアム・セメントのパートナーを務めるマスピオン・グループも参加する。工場建設工事は1999年乃至2000年に完成する。(BD:12/26)
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