SEAnews 1997-01-22 ArtNo.9122

【シンガポール】米国医療機器会社ボストン・サイエンティフィク・コーポレーションはシンガポールに地域本部を設け、アジア大平洋地域市場の開拓を積極化する。また、近く地域訓練センターも開設する計画だ。
ボストン・サイエンティフィク・インターナショナルのジェームズ・コーベット社長が20日催されたボストン・サイエンティフィク・アジア・パシフィックのビジネス本部(BHQ)ステータス受領式後語ったところによると、グループの世界売上は年率25－30％の成長を遂げており、昨年は15億米ドルに達した。アジア大平洋地域売上は3年前にはグループ営業額の5％を占めるに過ぎなかったが、2000年には10～15％に拡大、また海外売上が2分の1以上を占める見通しだ。
シンガポール・オフィスには地域業務管理チーム、マーケッティング・スタッフが勤務、6ヶ月以内にはトレーニング・センターも稼働する。また2年内にシンガポールにおける新製品の開発が、3～5年内には製造業務も開始されると言う。(ST,BT,LZ:1/21)