SEAnews 1997-02-06 ArtNo.9318

【シンガポール】シンガポールの全国をリンクしたマルチメディア付加価値通信網シンガポール・ワン構築計画の下、マイクロソフトはシンガポールの芸術／娯楽／フード／ショッピング等に関わるインターネット・ガイド“サイドウォーク”を開発、またヤッフーは東南アジア・ミラーサイトを開設する。
国家コンピューター局(NCB)のマイケル・ヤップ主任(情報ｲﾝﾌﾗ担当)によれば、マイクロソフトは向こう2年間に同プロジェクトに数百万ドルを投じるものと見られる。マイクロソフト・シンガポールのポール・ラベル重役(MD)によると、サイドウォークはユーザー自身がカスタマイズすることができ、例えばコンフー・フィルム・ファンはシンガポールで上映されるコンフー・フィルムの広告を自動表示させる等、それぞれ好みのジャンルの最新情報へのアクセスを保つことができる。マイクロソフトはシンガポール以外にシアトルとシドニーでも同様なプロジェクトを手がける予定と言う。一方、インターネット情報検索サービスを提供するヤッフーは地元企業スンバワン・メディアと共同で今月末に東南アジア・ミラー・サイトの旗揚げ式をシンガポールで催す。スンバワン・メディアによるとアジア言語版ヤッフーのシンガポール・サイトが年内に発足する。これによりシンガポールにおけるインターネット広告が促進される見通しと言う。(BT:2/5)