SEAnews 1997-02-13 ArtNo.9368

【ロンドン】英国のエンジニアリング、建設会社Costain Groupは目下マレーシアで12億5000万ポンド(M$48億)のプロジェクトに入札している。
コステイン・マレーシアのディック・プライス重役(MD)が英国の専門誌コンストラクション・ニュースに語ったところによれば、同社の40％の権益を買収したIntria Bhdとその親会社Mekar Idaman Sdn Bhdの支援下に、同社は単に入札に参加するだけでなく、少なからぬプロジェクトの商談に加わっている。例えば同社はサラワク州における3億1200万ポンド・パルプ工場の土木工事(1億3500万ﾎﾟﾝﾄﾞ相当)に入札したコンソーシアムのリード・コントラクターを務めている。またコステインは6億ポンド相当のペナン第2リンクの事業化調査に加わっており、同プロジェクトは今年末にも着工される見通しだ。この他、ムカル・イダマンは12億5000万ポンドのルム発電所の3億ポンド相当の土木工事にも入札している。コステインのパトリック・ブルース取締役は「コステインにおける25年の勤務期間を通じて現在のマレーシアにおけるような建設ブームは目にしたことがない」と語っている。(STAR:2/12)