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1995-03-21 ArtNo.944
◆＜馬＞ＳＴＷ、高周波数の使用／通信機器の独自製造計画
【ランカウィ】シャリカット・テレフォン・ワイアレス・マレーシアSdn Bhd(STW)は人口稠密地域における高周波数帯の使用を政府に申請するとともに、通信機器を独自に製造することを計画している。
ＳＴＷのコニー・ドロニウス重役(ED)によると、ローカル・ワイアレス・テクノロジーを使用する同社は現在モビコムと800ＭＨｚ(ﾒｶﾞﾍﾙﾂ)の周波数を共用しているが、新たに1900ＭＨｚの使用を申請した。高周波数は通信可能範囲が狭まるため、人口稠密地域での利用に適している。同社は昨年ランカウィ島におけるネットワークを構築して以来、様々な問題に直面してきた。多くの通信会社が誕生したため、資金、資材、人材の調達や地上基地の建設等で競争が過熱している。例えばアンテナを設けるために適当なビルを探す際も、これらのビルのオーナーはより好条件を提案する通信会社が現れるのを待って、簡単に承諾しなくなっている。またデジタル機器の製造業者の少が数ない上、世界的に製造能力の大部分が既存の通信会社により、ブッキングされている。こうしたことから同社は製造工場を設け、独自に通信機器を生産する計画で、全て順調に行けば18カ月以内に500万Ｍドルを投じた工場が稼働するという。(MBT:3/20)
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