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1995-03-22　ArtNo.953

【シンガポール】日立造船シンガポール(HZS)は最近各7500トンのタンカー3隻、総額5000万Ｓドルの造船契約を受注、これにより今年の同社売上に占める造船契約は15％に達する見通しだ。
ＨＺＳのＭＫフー重役(MD)によれば、向こう5年間に造船契約の比率は今日の10％から30％に拡大する見通しで、同社は最近1万トン級船舶の建造が可能な船架を備えた造船部門を新設した。同船架は2万トン級の船舶も建造できるよう拡張される予定で、第2船架の設計作業も既にスタートしている。新造するタンカー3隻はいずれもオーシャン・タンカー社のためのもので、内2200万Ｓドル分の契約は日本の親会社から商業ベースで下請けしたもの。今日、日立造船本社がＨＺＳの71.4％の権益を握っている。ＨＺＳは現在17万トンと30万トンのドライドックを擁し、シンガポールの造船会社の中では4位にランクされている。(BT:3/21)

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