【バーミンガム】メガ・ファースト・コープBhdが1995年に買収した英国企業Bloxwich Engineering Ltdはマレーシア国内及び域内の自動車部品市場に明るい見通しを抱いている。
1915年創立のBloxwichは当初は家具の鍛造部品や錠前の製造を手がけていたが、今では顧客の注文に応じて設計からプロットタイプの制作、製造に至る総合的なエンジニアリング・ソルーションを提供する指導的自動車部品サプライヤーとなっている。
Bloxwich International Sdn Bhdのロン・ベイカー重役(ED)によれば、マレーシア、インドネシア、タイの市場潜在性は極めて大きい。イポー近郊スリ・イスカンダル・テクノロジー・パークの2.4ｈａの土地に建設中のBloxwich(M)の新工場は今月末には完成、その2ヶ月後には操業を開始する。先ずエンジン・プーリの製造からスタートし、来年第1四半期にはドアの蝶番やドア開閉システムの製造も手がける。製品は当面国内市場に向けられるが、その後インドネシアやタイ市場の開拓も図られる。またマレーシアにおける投資の大きな部分が地元管理層や技術者チームの育成に当てられると言う。(STAR:3/4)