SEAnews 1997-03-13 ArtNo.9724

【シンガポール】マレーシアのマルチメディア・スーパー・コリドー(MSC)プロジェクトはシンガポールの強敵ではあるが、ＩＴ関連のビジネス機会を拡大させるため、シンガポールにも恩恵を及ぼす。
トニー・タン副首相は11日催されたシンガポール・インク・ホーム・ページﾞの発表会で以上の見通しを語った。それによるとマレーシア政府の決意から見てＭＳＣプロジェクトは成功するものと見られる。ＭＳＣに進出した米国等のＩＴ企業は、その後域内にビジネスを拡張するため、地域全体が恩恵を受ける。とは言えマレーシアの急速な発展で、競争は加熱せざるを得ないと言う。
この日、発表されたシンガポール・インク・サイトには、シンガポールの経済プロモーション担当機関8局(経済開発局／ジュロンタウン公社／国家コンピューター局／国家科学技術局／港湾局／生産性標準局／観光局／貿易開発局)がそれぞれホーム・ページを掲載しており、内外のビジネスマンはワンストップでこれらにアクセスできる。アドレスはhttp://www.singaporeinc.com(ST,LZ:3/12)