【クアラルンプル】昨年末にクアラルンプル証取(KLSE)一部上場を果たした鋼材製造・貿易会社Ann Joo Resources Bhdは、Modular Equity Sdn Bhd及びSyn Tai Hung Trading Sdn Bhdと51：28：21の出資率でSaga Makmur Industri Sdn Bhdを設立、スチール・サービス・センターの経営に乗り出した。
アンジュー社が18日発表したところによると、合弁会社サガ・マクムル・インダストリはシャー・アラムにサービス・センターを設け鋼材の切断、屈伸、調整、接合、配達サービスを手がける。パートナー3社は、昨年10月16日に授権資本1000万Ｍドル、払込資本2Ｍドルで設立したサガ・マクムルの払込資本を、600万Ｍドルに引き上げることでこのほど合意した。
建設業の活況で、鉄鋼、金属製品市場は今後恩恵を受けられる見通しだが、アンジューは今回の合弁を通じて下流部門事業を拡張できる。アンジューの1996年12月期グループ年商は4億3354万Ｍドル、税引き前利益は3137万1000Ｍドル、企業レベルの税引き前利益は70万7000Ｍドルだった。(STAR:3/19)