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1997-03-21 ArtNo.9824
◆＜星＞三井ハイテク、Ｓ＄８千万追加投資
【シンガポール】三井ハイテクはシンガポールにおける半導体リードフレームの製造能力の拡張等に、向こう数年間に8000万Ｓドルを追加投資する。
三井ハイテクの三井孝昭会長が19日催された新工場起工式の席上語ったところによると、拡張計画は2期に分けて進められ、第1期プロジェクトが完了すればシンガポールの年商は現在の7500万Ｓドルから1億7500万Ｓドルに拡大される。この日起工式が行われたトゥアスの1万5000平米の多層工場は、ジュロンの6200平米の既存工場が2003年(ﾘｰｽ期限)に閉鎖された後、後者に取って代わる。
新工場はアジア本部の役割を担い、シンガポール、マレーシア、香港、フィリピンの製造業務を統轄する。中国の2子会社もシンガポール本部の指揮下に入り、米国子会社は日本本社が監督する。新工場はまた研究開発(R&D)、新製品の開発を手がけ、リードフレームの他、精密部品、工作機械、プリント基板も製造する。
三井ハイテクの昨年の営業額は5億米ドルで、海外事業がその30％に貢献した。同社は世界のリードフレーム市場の15－20％のシェアを握っていると言う。(ST,BT,LZ:3/20)
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