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1997-04-01 ArtNo.9945
◆<星>HDDヘッド会社、今年は大躍進目指す
【シンガポール】ディスク・ドライブ(HDD)ヘッド会社ヘッドウェイ・テクノロジーは、昨年は最先端の技術を手にしたにも関わらず、ほとんど顧客が得られなかったが、今年は大躍進を目指している。
ディスク・メディアのコマッグ、旭硝子、コンピューターのヒューレット・パッカード(HP)が1994年に合弁で設立したヘッドウェイ・テクノロジーズは、HP社の先端技術を用いた製品の製造を目指していたが、昨年7月にHP社がHDDビジネスから撤退を決めたのに伴い、同社が当初約束していた6000万米ドルの投資も4600万米ドルでスットップ、旭硝子とコマッグも合弁事業から手を引いた。
しかしヘッドウェイは5400万米ドルの新資金と新顧客を手に入れ、1998年には2億5000万米ドルの売上げ達成を目指している。ジョン・マッキー重役(CEO)によれば、新資金は3500万米ドルの出資と1900万米ドルの製品買い取りに対する前払いから成る。出資額中2300万米ドルはベンチャー・キャピタル会社Hambrecht & Quist Asia-Pasificが、残りはUSベンチャー・パートナーズ/ウェスタン・ディジタル/匿名のディスク・ドライブ会社がそれぞれ引き受けた。
ジョン・マッケイCEOとはIBM時代の同僚で、MR技術開発のためにHP社に招聘された経歴も有するH&Qアジア・パシフィックのTa-Lin Hsu会長がヘッドウェイの新会長に就任した。新資金の一部は元の株主からのシェア買収とヘッドウェイの事業拡張に当てられる。
年内にヘッドウェイのスタッフは600人に増員される。同社は現在ウエハーとヘッドの製造施設を米国に有し、最近は香港企業Lafe及びアジア企業(非シンガポール企業)に下請け製造を発注した。これにより、ヘッドウェイの生産量は1997年末までに年間200万ユニットに拡大、5000万~8000万米ドルの売上げが見込める。MRヘッドは今や供給不足に直面、そのマージンは15%台のHDD製造業務より高く、40%台のディスク・メディアよりは低いと言う。
ヘッドウェイはHP社のジャイアントMR(GMR)技術のライセンスに対して拒否権を行使することもできる。(BT:3/31)
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