SEAnews 1997-04-04 ArtNo.9993

【シンガポール】民間航空局(CAAS)は今年9月から1年間にわたり空港内のショッピング・プロモーションを展開する。
昨年同空港を利用した旅行者は延べ2450万人を数えたが、これらの旅行者が仮に1人平均200Ｓドルの買い物をすれば、年間売上げはほぼ50億Ｓドルに達する。ＣＡＡＳは先週、同プロモーション活動のクリエイティブ・サービス／マネージメント・サービスに関わる入札を募集した。入札者は催しのテーマ、戦略、プログラムに関する提案を提出せねばならない。
ＣＡＡＳは過去2年にわたり、ターミナル1、ターミナル2のテナント・ミックスに調整を加え、マーチャンダイズの重複を除くとともに、スペーシャスなショッピング環境の醸成を図ってきた。また旅行者がより印象的でメモラブルなショッピングを楽しめるようプラネット・ハリウッド、ワーナー・ブラザーズ・スタジオ、ディズニー・スタジオ等の特異なキャラクターを備えたテナントも加えた。こうした努力の甲斐あってか、昨年は英国の旅行雑誌エグゼクティブ・トラベルによりベスト・デューティー・フリー・ショッピング・アワードを授与された。(ST:4/3)