SEAnews 2013-12-31 ArtNo.44708

【ニューデリー】2週間前、デリー州議会選挙に華麗にデビューした大衆党(AAP:Aam Aadmi Party)を率いるアルビンド・ケジリワル(Arvind Kejriwal)党首は23日、Najeeb Jung知事代行と会見、首都デリーの次期政権を組織する方針を表明、12月8日の有権者の審判によってもたらされた政局の混迷に終止符を打った。
　インド人民党(BJP)32議席、AAP28議席、会議派8議席、諸派2議席で、第2党のAAPは、総数70議席の州議会における過半数に8議席足りないが、次期首席大臣によれば、国民会議派の閣外協力を得ると言う。
　首席大臣の職を退いたシーラ・ディクシット(Sheila Dikshit)女史も月曜、「会議派は閣外協力するのであって、無条件支持ではない」とコメントした。
　ケジリワル氏は、プロ・ピープルな党のイメージと選挙キャンペーン中に見せた気さくさを維持し、ラム・リラ・マイダンにおいて、歴代最年少の44歳でデリーの首席大臣に就任することになる。
AAPが選挙戦に打って出、ケジリワル氏が現職ディクシット首席大臣の選挙区に立候補した際、ケジリワル党首自身が議席を得ることができると予想したものは希だった。
　清潔で効率的な責任ある政治を実現すると言うその公約に対する有権者の大きな期待を負うてAAP政権は、発足することになる。前インド歳入局書記に率いられるAAPは今や来るべき国会下院選挙において、会議派やBJP等の中央政界の既成政党にも脅威を及ぼしそうだ。
　しかしながら電気料金引き下げに関しては、業界観測筋は新首席大臣が、その公約が実現困難なことに気づくものと予想している。デリーの有権者は電気料金を50％カットすると言うポピュリストの公約を歓呼したが、市内配電会社(DisComs:distribution companies)筋は、「デリーにおける同業界の累積赤字が1100億ルピーにのぼる現状では、まず不可能」と指摘した。
【ニュースソース】

AAP stoops to conquer Delhi

Uncertainty ends, AAP to form govt

Arvind Kejriwal-led Aam Aadmi Party set to form government in Delhi with Congress support

AAP’s promise of cheaper power may not be possible

Low voltage for Arvind Kejriwal's power vow

Congress says support not unconditional

ご意見

広告スペース特価セール

≪キリスト教の起源≫無料ダウンロードリンク

読者の声

Trend

SEAnews World Circulation