【ニューデリー】国政選挙トラッカーLokniti-IBNは、国会下院選挙において、インド人民党(BJP:Bharatiya Janata Party)は東部と西部諸州の合計232議席中22～40議席を獲得、ケララ州とカルナタカ州を除き国民会議派を凌ぐと予想する。しかし国民会議派は36～72議席を獲得する見通しだ。
全国各州を通じてナレンドラ・モディ氏が最も好ましい首相候補と予想される総選挙において、BJPはビハール州とジャールカンド州でも他をリードするものと予想される。
草の根会議派(Trinamool Congress)の地盤西ベンガル州と新人民党(BJD:Biju Janata Dal)の地盤オリッサ州における両派の優勢を維持されるものと見られる。大衆党(AAP:Aam Aadmi Party)は、南部諸州に加え、ビハール州や西ベンガル州でも議席を獲得、得票率は2～3％と見込まれる。
○会議派勝利ならラーフル氏が次期首相：チダムバラム蔵相
【ダボス】国民会議派が再び政権を握れば、ラーフル・ガンディーが次の首相に就任する。彼は首相ポストに十分な意欲を備えている。とは言え、何れの党も単独で過半数議席を獲得することはあり得ず、選挙結果は次期政権に極めて微弱で砕片化した権限を付与するに過ぎないだろう。
インド下院の総選挙が迫る中、Ｐ.チダムバラム蔵相は22日さらに、インド人民党(BJP)の経済政策は時代に逆行し、偏向的と断定、同党の首相候補ナレンドラ・モディは何故イスラム教徒候補を立てないのかと質した。
当地で催された世界経済フォーラム年次会議に出席したチダムバラム蔵相はまた、大衆党(AAP:Aam Aadmi Party)に触れ、「インドにはモブ・デモクラシー(衆愚政治)の存在の余地はない。インドは政党政治国家であり、個人は決して党を凌ぐことはできない」と指摘した。
【ニュースソース】
Lokniti-IBN survey predicts major gains for BJP in south, east in LS polls
If Cong wins, Rahul will be PM: Chidambaram
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