SEAnews 2014-09-26 ArtNo.45341

【ドバイ】アルカイーダの指導者アイマン・ザワヒリは3日、同軍事組織のインド支部設置を発表するとともに、イスラム法の支配を拡大し、インド亜大陸全体に聖戦の旗印を掲げると宣言した。
　ザワヒリは、55分間のオンライン・ビデオ・メッセージの中で、アフガン・タリバン指導者ムラー・オマールに対する長年にわたる忠誠を再確認、イスラム軍事組織の国際的指導権を巡りアルカイーダに挑戦するイスラム国との連携を拒絶する姿勢を明確にした。
○アルカイーダがインドに支部を設けた証拠はない：米専門家
【ワシントン】アルカイーダの脅威に対する全国的な警戒が高まる中、米国のトップ・テロ対策専門家は、「インドにテロリスト・グループの地下組織が設けられたと言う証拠はない」と語った。
　アルカイーダの南アジアにおける活動に対する深い洞察で知れられるピーター・ベルゲン氏はCNNのファリード·ザカリア記者のインタビューに対し7日、「アイマン・ザワヒリがインドにアルカイーダの支部を設けるなどと言うことは、クレージーとしか言いようがない。確かにインドにはある種の聖戦グループの末端組織が存在するが、アルカイーダがプレゼンスを築いた証拠はない」と語った。
○アルカイーダはモディ氏をイスラムの敵に仕立てることを欲している：米専門家
【ワシントン】インドに支部を設置したことを明らかにしたアルカイーダは、ナレンドラ・モディ首相をイスラムの敵として描写することを欲しており、インドはその脅威を真剣に考慮する必要がある。
　米国はテロリスト・グループがインドに設けたとする支部の能力をできるだけ低く評価するよう努めているが、トップクラスのテロ対策専門家として知られるアナリストで元米国中央情報局(CIA)員のブルース·リーデル氏は5日、以上の指摘を行った。
【ニュースソース】

Al Qaeda announces India wing, renews loyalty to Taliban chief

No evidence of al-Qaeda's presence in India: US counter-terrorism expert

Al-Qaeda wants to portray Modi as enemy of Islam: US analyst

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