SEAnews 2014-12-12 ArtNo.45359

【スリナガル】ナレンドラ・モディ首相は、カシミール渓谷が投票のために銃弾を拒否すると言う明確なメッセージを世界に発信した歴史的な第一段階の州議会選挙に参加するジャム＆カシミールの民衆を称賛した。

　ウダンプルとポーンチにおける選挙集会で11月28日に演説したモディ首相は、後続の投票日にもも多くの住民が投票することに期待を表明した。15議席が争われる11月25日にスタートした第一段階の投票では、選挙ボイコットの呼びかけに関わらず70～72％の投票率が記録された。
　ジャムから60キロのウダンプル県Battalの広場は、第二次投票の前にナレンドラ・モディ首相の演説を聞くために押し寄せた数千の聴衆で埋め尽くされた。モディ首相は、「ジャム＆カシミールの民衆は民主主義に対する忠誠を示した。テロリストは銃と弾丸で人々を殺害したが、ジャム＆カシミールにおける民主主義の力は、依然として活きていた」と語った。
　モディ首相は国境地帯アルニアで展開されている武力衝突には言及しなかった。同地における犠牲者は兵士3人を含め既に11人に達している。
○モディ氏、BJPの絶対多数確保に支持求める

【ウダンプル】ウダンプルにおける選挙集会で11月28日演説したナレンドラ・モディ首相は、ジャム＆カシミールの特別な地位を規定した憲法370条の廃止と言った異論の多い問題はスキップし、替わりに開発や観光、それに汚職と言った問題に専ら照準を合わせた。
　モディ首相は、Ｊ＆Ｋ州を開発の軌道に載せるため、今回の州議会選挙でインド人民党(BJP:Bharatiya Janata Party)に過半数議席を与えるよう同州民に強く訴えた。
　モディ氏はこれに先だつ11月25日、ジャールカンド州チアバサでも、同州の選挙民に政治的安定のために州議会における多数議席をBJPに与えるよう訴えていた。
○ジャム＆カシミール／ジャールカンド州議会選挙、高投票率記録

【ニューデリー】ジャム＆カシミール州とジャールカンド州で11月25日に行われた州議会選挙第1次投票において、記録的な高投票率がマークされた。
　選挙管理委員会のビノッド・ズーチー副委員長によると、ジャム＆カシミール州における71.28％の投票率は、恐らく最高記録と見られる。ジャールカンド州の13選挙区における投票率は61.92％だった。西ジャールカンドのナクサル(naxal)の活動地域で小規模な暴力事件が発生したにとどまった。パラームー県チャタルプル選挙区では2つの投票所の投票計算機制御装置が暴徒により破壊された。ウメッシュ・シンハ選管副委員長は、「これらの投票所では、投票用紙が破壊された機械に投入されたことから、投票のやり直しが行われる見通しだ」と語った。手製の12キロ爆破装置が発見されたチャトラの3つの投票所では、投票が行われなかった。
【ニュースソース】

People of J&K see new ray of hope, says PM Narendra Modi

J&K has shown faith in democracy: PM

Ulfa threatens to disrupt Modi's Assam visit

Will look after you, Modi tells troops

Modi seeks clear majority

Modi appeals to voters to ‘free Jharkhand from instability’

Impressive turnout in J&K and Jharkhand

High security in Kashmir, Jharkhand

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