SEAnews 2015-12-02 ArtNo.45578

【ニューデリー】２０２０年までに年間販売台数を約２００万台に拡大することを目指すインド最大のカーメーカー、マルチ・スズキは、販売店網を２倍に拡張するための用地購入、ストックヤード、倉庫、輸送インフラの拡張等に向こう５年間に１５００億ルピーを投資する。
　マルチ・スズキは2014-15年度に１１０万台を販売した。マルチ・スズキがグジャラート州に建設中の第三工場がこうした販売目標の達成を可能にすることになり、同工場は２０１７年初までに操業を開始する見通しだ。

○１０月のカー・セールは泡沫か、はたまた転換点？

【ニューデリー】消費者の自由裁量品目(discretionary products)に対する購買意欲は９月まで低調に推移していた。乗用車(Car)市場は２０１６会計年度上半期に１０％前後の成長を見たが、同成長率は、他の自由裁量品目の伸びと全く同期していない。エアコン、塗料、宝飾品等の販売は、価格競争や消費者の買い控えにたたられ、中もしくは低レベルの一桁成長にとどまった。－略－
乗用車、多目的車、二輪車の販売は、１０月にいずれも急増し、市場にポジティブな驚きをもって迎えられた。こうした急成長は、２つの主要な疑問を生じさせた。その１、他の自由裁量品目の販売が軒並み低調に推移する中で上半期に自動車販売の１０％プラスの成長を実現させた主因は何か？。その２、１０月の販売の急増は、よどみにうかぶ泡沫(うたかた)に過ぎないのか？、消費者情緒と消費者支出の転換点を示す前兆なのか？。

【ニュースソース】

Maruti to spend Rs 15,000 cr to double sales infra in 5 years

Auto Sector update: Was ‘October’ a flash in the pan or the start of a turnaround?

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