SEAnews 2015-12-25 ArtNo.45590

【ニューデリー】創設者ラリー・ペイジ氏が、事業を専門子会社Googleと持ち株親会社Alphabetに再編するラジカルな新戦略の一環として、首席執行役員(CEO)に抜擢する前は、Googleクロムおよびアンドロイド・ビジネスを手がけていたインド生まれのサンダー・ピチャイ氏は、先週、偏見のない寛大な態度で回教徒移住者を受け入れるべきだと訴え、センシチブな政治論争の渦中に自ら飛び込んだ。
　インド国内に不寛容な風潮が高まっていると言う問題について意見を問われたピチャイ氏(43)は、多様性を支持する同氏の断固とした立場を、そつなく披瀝した。彼は、トレードマークのソフトな口ぶりで、「私は当地のすべての問題を十分時間をかけて知り尽くし、インドに来た訳ではないが、インドはこの点に関しては強固な伝統を有しており、多様な社会である。したがって同様に多様な普遍的価値観が当地で受け入れられるよう望んでいる」と語った。彼はまた、インドにおけるインターネットの中立性を支持するその立場を熱く語った。
　既に米国を上回るインターネット･ユーザーを有するインドは、Goole検索ビジネスの世界第二の市場になっている。ピチャイ氏は12月16日、100鉄道駅にWiFi接続便宜を提供することの他、200万アンドロイド・デベロッパー育成計画、ネット接続バイク隊を通じた農村女性の支援、ハイデラバード新キャンパスの開設等、インドにおける一連の計画を発表した。
○Google、鉄道400駅にwi-fi接続

【ニューデリー】インド国鉄Indian Railwayのテレコム子会社RailTelは、Google Indiaの子会社と、全国の400鉄道駅にwi-fi設備を設ける契約を結んだ。
　テクノロジー・ジャイアンツGoogleのサンダー・ピチャイ首席執行役員(CEO)は、この日催された『Google for India』の席上、「2016年12月までに100カ所の鉄道駅にwi-fi接続の便宜を提供する。ムンバイ・セントラル駅は1月までにwi-fi接続が可能になる。同便宜はRailTelとの提携を通じて提供される」と語った。
【ニュースソース】

Google to heavily invest in India, train two million developers on Android platform: Sundar Pichai

100 stations to go live with wi-fi by 2016-end: Pichai

We will bring Project Loon to India soon: Google

New Google campus at Hyderabad, more net access planned: Pichai

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