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2019-08-15 ArtNo.46571
◆エルシャド亡き後のバングラデシュ政治の行くへ?




【ダッカ】福祉政策に敏感な定年退職した元銀行員の隣人が2019年7月14日の早朝、「国民党(Jatiya Party)党首ホサイン・ムハマド・エルシャド退役将軍がたった今死去した」と電話で知らせてくれた。私は一人のイスラム教徒として即座に『インナ・リラヘオインナ・イライヘ・ラジュン』と唱え、『誰も死んで、アッラーに戻り、この世における善行悪行の報いを受けねばならない』と答えた。
 HMエルシャドは陸軍長官の座にあった1982年3月に政権を奪取し、1990年12月6日の抗議の盛り上がりの中で順当に権力の座を追われたことは、今やバングラデシュ政治史の一コマになっている。権力の座を追われた後、彼は収監されたが、これまた順当に釈放され、様々な場面で政界主流のプレーヤーとして振る舞い、死ぬまでの数十年、民主主義時代を迎えたバングラデシュにおいてアワミ連盟と権力を共有して来た。
 いずれにせよ、アワミ連盟に率いられるメガアライアンスは、国内外で幅広いコンタクトを有するエルシャド・ファクターを失い信頼できるパートナーを喪失したことになる。
 筆者のムハンマドクアムルイスラム氏はエコノミストであり、支持者であり、コラムニスト。 email:mqislambd@hotmail.com

○エルシャド氏の死去で国民党の指導権争い顕在化




【ダッカ】国民党エルシャド派(JP-Ershad)党首の座は、グーラム・ムハンマド・クアデル(Ghulam Muhammed Quader)に引き継がれたものの、ローシャン・エルシャド女史に率いられるグループを含む複数の派閥が党の指導権掌握を目指して多数派工作を進めており、『党の真の指導者が誰か』を巡る紛争が終結するにはほど遠い状況にある。
 多くの専門家は、7月14日にコンバインド・ミリタリー・ホスピタル(CHM)で最後の息を引き取ったHMエルシャド元大統領の影響力が失われたことにより、国会主要野党のJPは、深刻な危機に陥ると予想した。この予測は、新派閥出現により、事実であることが明確になった。
 エルシャド氏未亡人でJP共同議長を務めていたローシャン・エルシャド女史は昨日、「自分はエルシャド氏の弟のGMクアデルの議長就任を認めない」と語った。ローシャン女史は月曜夜手書きのプレスリリースを読み上げた。彼女は「GMクアデルの名は、常任幹部会(presidium)に相談することなく、議長名で発表された」と補足した。同プレスリリースには、国会議員7人とJP常任幹部会メンバーの名が言及されていた。記者は、ローシャン女史とリリースに記載された7人に何度も電話したものの、連絡はとれなかった。
 一方、GMクアデル氏は、「手書きの声明は認められない」と一蹴した。彼は昨日、党のバナニ事務所でメディアに「発表された声明は手書きで、受け入れられない」と語った。
 エルシャド氏は4月4日、クアデル氏を党の共同議長に復帰させた。そして5月4日には自分が不在の際は、クアデル氏が議長職を務めると発表していた。

【ニュースソース】

What Would Look Bangladesh Politics Without Ershad?

JP Embark On Leadership Feud After Ershad’s Death


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