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2017-01-30 ArtNo.45893
◆現金不足2月末に緩和も、前途洋々:SBI銀行




【ムンバイ】インド国立銀行(SBI:State Bank of India)の報告によると、インド準備銀行(RBI:Reserve Bank of India)は、昨年12月30日までにデモナタイゼーション(demonetisation:旧紙幣廃止)により廃棄対象になった旧紙幣の最大44%を新紙幣に交換した。
 インド最大の商業銀行は、「インドの通貨供給は2月末までに正常に戻る見通しで、500ルピーと1000ルピー紙幣の廃止で打撃を受けた経済成長は、当初の予想より早く回復に転じるものと見られる」と分析している。
○旧紙幣廃止で昨年10-12月期GDP成長率5%に減速:HSBC




【ニューデリー】香港上海銀行(HSBC)の報告書によると、インドの国内総生産(GDP)は、デモナタイゼーション(demonetisation:旧紙幣廃止)後の製造業とサービス業の減速に祟られ、昨年10-12月期には予想を遙かに下回る5%にとどまったもようで、続く四半期には6%程度の成長が見られそうだ。
 グローバル金融サービス大手によると、製造業活動とサービス業活動全般、さらには消費と投資動向のデータは、政府が500ルピーと1000ルピー通貨の廃止を発表した2016年11月8日以後明らかに打撃を受けた。
 HSBCはその調査報告の中で、「我々は2016年10-12月期と2017年1-3月期のGDP成長率を、デモナタイゼーション発表前の我々の予測を2%ポイント下回る各5.0%と6.0%と見ている」と述べ、3月期四半期以降の経済成長率は、7%台のレベルに徐々に正常化するだろうとしている。
 報告書は、「1-3月期以降は、ほぼ穏当な7%台に正常化すると見られるが、業界と消費者が正常化とデジタル化の過程で直面する調整コストから2018会計年度に7.5-8%台まで回復するのは難しいだろう」と付言している。
○金融業へのデモナタイゼーション影響小さい:野村




【ニューデリー】インド国立銀行(SBI:State Bank of India)が『限界費用ベース貸出金利(MCLR:Marginal Cost of Funds based Lending Rate)』を90ベイシス・ポイントも引き下げたにも関わらず、インドの金融銘柄、取り分けコーポレート銀行は、過去二日間高い弾力性を示した。
 この報告書において我々は、MCLRメカニズムと向こう6~12ヶ月間の銀行の資産利回り(asset yields)に対する予想される影響について探ってみる。
 現在の金融制度下では、ローンの小さな部分がMCLRにリンクしているに過ぎず、それも6~12ヶ月ごとにリセットされるため、リファイナンスにより法人や個人は大幅利下げの恩恵を被るものと見られ、また基準金利からMCLRへのこの種の移行は銀行界に、『マージン』/『引当前営業利益(POPP:Pre-Provision Operating Profit)』圧力を及ぼすものと見られる。大部分の大手銀行のMCLRリンク・ローンは、貸し付け全体の15~20%を占めているが、SBIは例外でMCLRリンク・ローンが貸し付け増額の40%を占めている。残りの流動貸し付け(floating loans)は、貸し出し基準金利(base rate)をベースにしており、これまで貸し出し基準金利はより大幅に引き下げられて来た。銀行の貸し出しに占める基準金利ベースのローンは40~50%にのぼるため、MCLRの引き下げは、基準金利ベース・ローンの利益には影響を及ぼさない。
【ニュースソース】

Happy days ahead! Cash crunch may ease by Feb-end, says SBI report

Notes ban: GDP may slump to 5% in Dec quarter, says HSBC

Demonetisation impact: HSBC warns that India’s GDP may slump to 5% in Q3

Demonetisation impact: Impact of MCLR on banks may not be great, says Nomura

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