SEAnews 2017-05-20 ArtNo.46010

【ニューデリー】インド放送協会プラサール・バラティ(Prasar Bharati)は、インドの文化的アイデンティティーを傷つけるエリート・イングリッシュ・メディアの偏見報道や、例えば特定の指導者や政党にヒンドゥー・ナショナリストと言ったレッテルを貼るカウンタータームに対抗する狙いから、新しいデジタル・プラットフォーム、インターネット・チャンネルを開設することを提案した。
　インド政府は、インド放送協会のA.スルヤプラカシュ会長に率いられるプラサール・バラティ委員会が4ヶ月に及ぶ検討を経て準備した詳細提言に対して、間もなく決定を下す見通しだ。
　事情通がエコノミック・タイムズ紙に語ったところによると、政府のトップ・オフィシャルは新メディアを創設し、孤立的暴力事件を大見出しで取り上げ、インドの文化的アイデンティティーを傷つけるような内外メディアの報道に対抗することに強い関心を抱いている。当初はグローバルなインディアンＴＶチャンネルの設置が検討されたが、高くつくことから、政府は同計画を放棄したと言う。
　プラサール・バラティは4月5日、情報・放送省に提出した当該詳細報告に関するコンセプト・ノートの中で、提案されたデジタル・チャンネルは、主に経済、地政学、選挙、国際テロ、グローバル危機、文化等の領域に照準を合わせ放送を行うと述べている。
○モディ政府、浪費一掃目指し、皿の盛りつけを制限

【ニューデリー】ナレンドラ・モディ首相が同相の月例ラジオ番組『マン・キ・バアト(Mann Ki Baat：心声)』において、食物の浪費に対する憂慮を表明した数日後、全国民主連盟(NDA:National Democratic Alliance)政府は、国内のレストランや5スター・ホテルで提供される料理の最適なサイズを定める方針を決めたようだ。
　ヒンドスタン・タイムズの報じるところによると、政府のこうした措置の目的は、国内に何百万もの貧しい人々が、取り分け空腹で眠る子供達がいる中で、食料が日々浪費されることがないよう確保することにある。それによると、政府はこの点に関して、ホテルやレストランに対し、顧客に提供する料理のサイズをアドバイスする方針を決めた。関係法案は目下法務省の検討に付されている。
○政府、全国農村雇用保証計画に2344.3億ルピーを前倒し支出

【ニューデリー】インド政府は、前倒し支出の一環として、『マハトマ・ガンジー全国農村雇用保証計画(MGNREGS:Mahatma Gandhi National Rural Employment Guarantee Scheme)』の下、全国の州に総額2344億3000万ルピーを支出した。
　こうした資金は水資源保全政策下の優先事業に充当される。支出額には2017年3月31日時点の全ての未払い債務が含まれる。
　政府は今年度予算では、MGNREGSに4800億ルピーを割り当てた。中央政府はまた8州の干ばつを宣言、これらの州が2017－18会計年度にMGNREGSの下、50日間の手作業就業機会を追加提供することを認めた。
【ニュースソース】

Prasar Bharati mulls launching web portal to fight 'anti-India bias'

Is government planning to fix amount of food served in hotels and restaurants?

Centre releases Rs 23,000 crore for Mahatma Gandhi National Rural Employment Guarantee Scheme

○世界は一つ：
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