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2018-07-02 ArtNo.46277
◆印露、ルピー・ルーブル・スワップで防衛装備支払い検討




【ニューデリー】米国の制裁措置に伴う防衛装備品取引の行き詰まり打開を目指す印露両国は、唯一の解決策としてルピー・ルーブル・スワップ方式に注目しているが、その種の取引を仲介する金融機関を見いだせず腐心している。
 米国の金融制裁は、インドの対ロシア武器取引を直撃、賃借した攻撃型原子力潜水艦INSチャクラの修復など重要プロジェクトを含め、20億米ドル以上の武器や関連装備の支払いが滞っている。
 政府高官筋がエコノミック・タイムズに語ったとろによると、数ラウンドの協議の末、国際通貨の為替レートに基づくルピー・ルーブルの交換を解決策とすることで合意が成立した。現時点では、インドはロシアと米ドルで支払いをする防衛契約を結んでいるが、これを不可能にする米国の制裁により、4月以来契約の支払いが滞っている。トップ・オフィシャルは、「例えばシンガポール・ドルなどの外貨を基準に用いることができ、契約支払いは直接行われる」と語った。
 とは言え、印露両国は依然として、米国の制裁を受けるリスクを冒して支払いを仲介する銀行を見いだすことができず苦労している。消息筋によると、インド側では、Vijaya BankとIndian Bankの名が上がっており、ロシア側では、インドに進出した最大のロシア銀行Sberbankが含まれると言う。
○米国、攻撃型ヘリ6機をインドに9.3億ドルで売却




【ワシントン】米国国務省は6月13日、米国政府は、AH-64Eアパッチ攻撃型ヘリコプター6機を9億3000万米ドルでインド軍に売却することを認めたと発表した。
 同契約はすでに国会に回されており、立法府が反対しないなら契約は履行される見通しだ。ちなみに、タタ・ボーイング新合弁事業はハイデラバード工場におけるアパッチ・ヘリ・キャビンの出荷を近く開始する。ボーイング社と地元パートナーのタタ社はインド工場でアパッチの胴体の生産を開始しているが、米国政府のこの日の承認は米国メーカーによる完成品の直接販売を意味している。
○インドの対北朝鮮貿易




【ニューデリー】インドは2017-18年度に360億米ドル以上の石油精製品を輸出したが、その内の1600万米ドルが、目下実施されている経済制裁にも関わらず、網の目をかいくぐり北朝鮮に輸出された。
 これは5755万米ドルと見積もられるインドの北朝鮮向け輸出の最大部分を占めており、北朝鮮が核兵器計画の去勢に同意した今、ポリシー・メーカーらは、今後ますます増加するのではないかと感じている。
 北朝鮮の公式統計は、めったに入手できないが、多国間機関による複数の推計によれば、同政権の主要大国との接触が限られているため、インドは中国に次ぐ同国第二の輸入相手国に列している。
 しかし問題がある。インド外務省は2017年10月、「インドは、国連安全保障理事会の制裁決議を遵守し、今年4月から食糧と医薬品を除き朝鮮民主主義人民共和国との貿易を全面的に禁止している」との声明を発表した。しかし、商工省の公式統計によると、前年度の二国間貿易額は8263万米ドルに達した。
 貿易の大部分は、食料と医薬品の許可されたカテゴリーに含まれていない。インドの輸出は、主に、国営の工業生産複合施設の運転に欠かせない原油、綿、鉱石などの商品を中心とした必需品目に集中している。
 昨年中国の港を訪問した全国工業会の幹部は、「国際貿易協定崩壊の脅威が依然として高いため、インドの石油販売業者は、引き続きドバイと遼寧(北朝鮮国境に接する中国の省)拠点の貿易商および金融機関のネットワークを通じて営業している」と語った。その他の品目については、直接的な取引はほとんど発生していない。これには綿花や鉱石も含まれ、この種の品目は中国経由の複雑なルートを通じて行われていると言う。
【ニュースソース】

India, Russia weigh rupee-rouble trade for defence deals

Apache attack choppers for $930 million

The curious case of India's trade with 'Hermit Kingdom' North Korea

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