SEAnews 2018-12-07 ArtNo.46478

【イスラマバード】インドのクリケット選手から政治家に転向したナビョット・シン・シドゥ氏(国民会議派)は、イムラン・カーン首相に、カルタープール・コリドーのシーク教徒コミュニティー全体の感謝の意を伝えた。ナビョット・シン・シドゥ氏は、「パキスタンとインド両国政府は全世界の１億２０００万シーク教徒の夢を実現するこのくわだてを共に高く評価することができる」と語った。
　シンドゥ氏は、「この回廊が人々の心をつなぐものであり、イムラン・カーンによる回廊の開通は歴史的金字塔になるだろう」と述べた。シンドゥ氏は、イムラン・カーン首相に祝意を表するとともに、シーク教聖地を開放する彼の努力に感謝した。パキスタン外務省のドクター・モハマド・ファイサル報道官によると、シドゥ氏は「過去７１年間誰もできなかったことを成し遂げた」と友人のカーン首相を称賛した。インド側パンジャブ州政府の観光文化相を務めるシンドゥ氏は、カルタプール回廊起工式の席上、「宗教はテロと政治のプリズムを通じて見られるべきではない」と指摘した。
　ラジオ・パキスタンは「流血事件や暴力は停止されねばならない。なぜなら戦争によっては如何なる問題も解決できないからだ」と報じた。

○インドはイムランの曲球で閣僚二人派遣：カーズヒ外相

【イスラマバード】パキスタンのシャー・メウッド・カーズヒ外相は、イムラン・カーンは１１月２９日、歴史的なカルタープール・コリドー起工式にインド政府代表の出席を確保するため曲球(くせだまgoogly)を投じたと語った。
　カーズヒ外相の同発言は、インドのスシュマ・スワラジ外相がイスラマバードが越境テロ活動を止めない限り、パキスタンとの二国間協議を再開する可能性を否定した翌日になされた。パキスタンはこれに先だって水曜日の当該式典にスワラジ外相を招いていた。しかしスワラジ外相は先約がありカルタープール・サヒブに赴くことができなかった。結局、インドはカルタープール・コリドー起工式にハーシムラット・カウアー・バダル食品加工産業相とハルディープ・シン・プーリー住宅・都市問題担当専任国務相を派遣した。
　カルタープール国境交通の再開はもともと数年前にインド側から提案されたものだが、カーズヒ外相は、カルタープール国境の開通は、木曜に発足以来１００日目を終えたイムラン・カーン政権にとって大きな成果と指摘した。カーズヒ外相は、『ボール・ア・グーグリ(曲球を投げる)』と言うクリケット用語を用いて、「イムランの曲球でインドは二人の閣僚をパキスタンに派遣した」と述べた。グーグリは右利き投手が右利き打者に投じる最強の曲球で、ほとんど球筋を探知することができない。

【ニュースソース】

Sidhu says opening of Kartarpur by PM Imran Khan will be written in golden words in history

"Imran Khan Delivered A Googly And India...": Pak Minister On Kartarpur

○世界は一つ：
The aim of SEAnews

The aim of SEAnews、SEAnewsの新コンセプト、国境のない一つの世界を目指します。

◆『Ad-SEAnews広告勧誘員』募集

ご意見／配信停止

SEAnews Twitter

SEAnews Messenger

SEAnewsFacebook

SEAnewsGoogle

SEAnews eBookstore

SEAnews eBookstore(GoogleJ)

SEAnews world circulation