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中曽根康弘元内閣総理大臣と回光運動

東光書院入塾のきっかけ
Q:回光がこの9月号で600号となりました。院主村上徳太郎の教えや思い出、回光に対するお考え等お話頂きたいと思います。先生が東光書院においでになった最初は昭和16年でございましたね。
A:あの時は、私の旧制静高の同級生で大矢知君と言うのがいましてね。それが、もういよいよ戦争だと。それで大学で勉強したのもいいけれど、何か勉強したりないものがあるな、というような話をしてね。それで東光書院というところで、坐禅をやっているからお前どうだ、ということから、俺は坐禅は大好きだ、それじゃ行こうといって、それで伺ったのが初めでしたね。新橋町にありましたね。
日本経済の宗教的脱皮策

Q:先生が国会に出られたのは、確か昭和22年だったですね。その後の昭和24年の回光に、院主村上徳太郎が8月に先生の軽井沢の別荘に行きまして、そこで自分の政治的情熱の全てを、若き政治家に語り尽くした、と書かれているのですが、もしご記憶でしたらこの時の院主の話の内容をお話頂きたいのですが。
A:一つは『日本経済の宗教的脱皮策(回光昭和24年3月号)』と言う文章をお書きになっておられましたね。非常に感銘しましたね。あの頃はちょうど占領下でもあるし、丁度回光の中にローマの占領下のイスラエルにたとえた話がありました。-略-父なし子、私生児として蔑みの目で見られたキリストによりユダヤ教が脱皮し、人類愛に立った世界宗教が生まれた。今やマッカーサーの占領下にあって、日本人もキリストが経験したような大きな偉大なものに目覚めなければならないんだと、そう言うことを言われたんです。今でも、よく覚えています。
MRAと回光運動

Q:昭和25、26年ぐらいに、ブックマン博士が提唱したモラル・リアーマメント(MRA:道徳再武装)運動に行かれた時の『ロンドンからの手紙』だとかが回光に載っており、当時が先生と回光(運動)の結びつきが密接な時ではなかったかと思うのですが。
A:そうです。MRAに行くについては資金がなくてね。それで村上先生が托鉢しようと一緒について行ってくれるて、大阪の神崎先生も一緒に大阪の財界を回ったり、東京でも二三お供して、托鉢で資金を集めるのに協力して頂きました。それでMRAに行くについて、色々教えを受けました。
マッカーサー/ダレスに建白書

その頃から日本の独立問題がずうっと出てきて、それで先生が一貫していわれた主張をよく聞かされましたね。
私は26年の1月でしたかね、マッカーサー司令部へ建白書を持って行きました。村上イズムが相当盛られた文章でした。マッカーサー司令部に行ってウィリアムス国会課長に会って、もうすでにこのコピーはアメリカへ送ったと言ったら、占領下の日本の国会議員がそう言う独断は許されないといって、真っ赤になって怒った。それで沖縄にでも送られるような感じだったね。その頃、鹿地亘(かじ・わたる:GHQのキャノン・ユニットに拉致され沖縄等に送られた)なんていう事件があったりしてね。
それから、独立後の日本の安全保障その他に関して、一文を書いて、その頃ダレス(ジョン・フォスター・ダレス:1953年から1959年までドワイト・D・アイゼンハワー大統領の下の第52代国務長官を務めた。)が来ましたよ。その中で今でも記憶に残っているのは、日本が独立した後で、民間航空機製造保有、それからサイクロトロンその外原子力の研究の自由を認めよ、という二つを書いた場所がある。その場所をダレスがこうやって見て、ニヤっと笑って私を見ましたよ。それを覚えていますね。
宇都宮さんは左回線、私は右回線、コアは一つ

Q:院主の終生の主張の中には、中曽根先生が吉田総理に激しく質問されたりしていた、あの当時の意見が一貫して継承されているように思いますが。
A:そうですね。その精神のコアがね、そう言うものでしょうね。まあ、色々表現形態とかその時によって処し方は違うでしょうが。基本的スピリットは同じように一貫していますから。宇都宮さんなんかも同じものがあるけれども。宇都宮さんは左回線を行き、私は右回線を行ったようなものかも知れない。同じものがあったでしょう。
Q:宇都宮先生にはよくお目にかかって教えて頂いていますが、宇都宮先生にも中曽根先生と共通するものがあると思います。それは日本民族独立の精神を求め続けているということではないでしょうか。
A:あの頃は、宇都宮さんと、私とそれと辻政信さんと三人でよく酒を飲んだんですよ。築地に喜楽寿司というのがあってね、その二階で、非常に粗末な居住まいの部屋だな、座敷じゃなくて。それを借りて三人でよく飲んでいましたよ。 
(平成1年9月22日談話。東光書院会報『回光』600号記念インタビューの一部を転載。)
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